【一宮市立向山小】情報モラルに関する学習をしました。
- 公開日
- 2016/08/22
- 更新日
- 2016/08/22
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、スマートフォンや Wi-Fi 環境で利用可能なタブレット型端末、音楽プレーヤー、ゲーム機などの利用が急速に増えており、社会生活において不可欠な道具となりつつあります。同時に子どもたちの日常生活においても、スマートフォンや携帯電話の所有率は年々増加し、知識がないままに使用を始めてしまい、子どもたちが犯罪に巻き込まれるケースや、逆に子どもたち自身が他人を精神的に傷つけるといった事象が増加しています。子どもたちを犯罪のリスクから遠ざけるためには、利用者の危機認識やモラル意識が重要です。
本校では、LINE などを利用したネット上の問題やトラブルが起きていることから、コミュニケーションツールとしてのスマートフォンや携帯電話の特徴を踏まえた上で、具体的な事例を通して、適切に活用するためのマナーやルールの大切さについて考え、携帯電話のよりよい活用の仕方について毎年5、6年生児童を対象とし、外部講師による「スマホ・ケータイ安全教室」を行っています。
5・6年生の児童たちが屋内運動場に集まり、スマートフォンや携帯電話の正しい使い方や様々なトラブルについて、アニメや再現ドラマなどでわかりやすく説明してもらいました。(1)誹謗(ひぼう)・中傷に関すること(2)肖像権・個人情報に関すること(3)著作権に関すること(4)ネット上でのトラブルや知り合った人と会うことに関することなどです。
安全に利用するために「家の人の目の届くところで利用する」ことや「困ったときにはすぐ家の人に相談する」ということを確認しました。子どもの感想からは「すぐにスマホを使いたかったが、よく考えてから使おう」「今日聞いた話をしっかり聞いて、安全に使いたい」など、多くの感想が出されました。
「スマホ・ケータイ安全教室」を行うことによって、子どもたちは情報モラルを守る気持ちを高めることができました。