【津島市立南小】わくわく集会 〜異学年交流〜
- 公開日
- 2016/09/02
- 更新日
- 2016/09/02
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
南小学校では、わくわく集会を行っています。集会では、児童会が中心となって準備したゲームを、1・6年生、2・5年生、3・4年生がペア学年となり、それぞれ16の班に分かれて回ります。本校の教育方針の1つに人権教育があり、互いに認め合い、共に生きようとする児童の育成を目指しています。わくわく集会も、異学年の児童と班を組み、互いに尊重し、協力し合って課題を解くというねらいのもとに実施しています。
ゲームは、ペットボトルボーリングや重さ当てゲームなど10種類で、1か月前から準備をします。「この位置だったら1年生も楽しめるんじゃないかな」「この大きさなら高学年も低学年も楽しめるんじゃないかな」と、みんなが楽しめるように話し合い、試行錯誤する姿が見られました。集会前には、ペア学年で顔合わせを行います。自己紹介の後には、どのゲームから回るかの作戦会議です。「去年は希望を聞いてもらったから、今年は低学年の子の希望を聞いてあげたい」と、下の学年の子を思いやる発言が聞こえてきました。
わくわく集会当日には、お互いにゲームがクリアできるように応援する姿があちこちで見られました。児童会役員の子たちからは、「思ったより準備が大変だったけど、みんなが楽しんでくれたからがんばってよかった」、ゲームを体験した子たちからは、「下の学年の子たちが楽しんでくれたからよかった」「今年は○○が楽しかったから、来年はペアの学年の子に○○をやらせてあげたい」「高学年のお兄さんがやり方をていねいに教えてくれたから、上手にできた」など、来年に向けてやペア学年の子を思いやる感想が多くありました。
それぞれの自尊感情や互いのよさ、がんばりを認め合う気持ちが高まるよい機会になりました。年間を通して異学年交流や全校合唱などがあるので、これからもお互いを思いやる姿勢を育んでいきたいと思います。