モラルBOX日記

【南知多町立内海小】情報モラル講座「匿名の危険性について」

公開日
2016/09/13
更新日
2016/09/13

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では毎年度、総合的な学習の時間の中に情報教育を位置づけて、情報モラルや情報処理の方法などを学習しています。南知多町の情報アドバイザーの先生と各クラスの担任が連携して、情報機器を扱う危険性や情報機器を活用する利便性について、各学年発達段階に応じた指導を行ってきています。

 今年度の4年生の授業では、架空のチャット空間で会話する体験を通して、情報を共有しやすい便利さの反面に匿名で言葉のやりとりを行う危険性があることについても学びました。コンピュータ室のパソコンを使って、架空のグループを作り、チャットでのやりとりをしました。その中では、悪いことを書き込んでも本名を名乗っていないため、罪悪感を感じることが少ないことも経験しました。また、情報モラル学習用のソフトを使って、ネットに関係したトラブルの事例なども学習しました。

 子どもたちは、「いろいろな話を聞いて、ちょっと恐くなった」「これからは家でスマホを使うときにも気を付ける」などの感想があがっていました。情報機器を扱う恐さをしっかりと理解した上で、上手に活用して生活やコミュニケーションを豊かにしていってほしいと思います。