モラルBOX日記

【瀬戸市立祖母懐小】なかよし班の子へ読み聞かせ

公開日
2016/09/15
更新日
2016/09/15

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 祖母懐小学校では、縦割りのなかよし班を12班作り、6年生が入学間もない1年生へ、校歌や応援歌を教えに出かけています。また、年2回行う読書週間では、高学年の児童が低学年の児童の希望する本の読み聞かせをする活動をしています。12月の体力作りを兼ねたスポーツ週間では、なかよし班の子どもたちで一緒に縄跳びやドッジボールをするなど、1年を通した交流を行っています。

 毎週水曜日、始業前の15分間の朝読書を行っています。子どもたちの心が穏やかになり、落ち着いた雰囲気で1時間目の授業をスタートすることができているように思います。また、読む力も伸びてきていることを感じます。
 また、雨の多い6月に読書週間を2週間設定し、長い放課に図書室で図書委員が紙芝居を読み聞かせたり、おすすめの本の紹介カードや帯作りをしたりして、本に親しむ活動を行いました。その最終日、ペア学年で本を読み聞かせる「なかよし読書」を行いました。前もって読むための本を借りて練習する高学年の子もいました。この取組みを通して、お互いの距離感が一段と縮まったように感じます。6年児童から、「面白い場面で笑ってくれて、うれしかった」「最初ごそごそしていたが、後は真剣に聞いてくれた」「絵を見せながら読んだら反応がよかった」などの感想が聞かれました。

 毎年、なかよし班のメンバーの入替えを行っているので、数年たつと、全校の子どもたちの顔も名前もお互いに覚え、休み時間に異学年の児童同士で仲良く遊ぶ姿がよく見られます。高学年になると、下学年の子の面倒をよくみる優しさが育ってきています。なかよし班の交流を今後も続けていきたいと思っています。