モラルBOX日記

【一宮市立葉栗小】ネット上のコミュニケーションの取り方について考えよう

公開日
2016/10/03
更新日
2016/10/03

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 小学生でも携帯電話やスマートフォンなどの通信機器を利用する機会が増えている。
 授業の冒頭で、メールの良い点と困る点について話し合うと、「すぐに相手に伝わるから便利だ」という意見があったが、その一方で「相手に感情までは伝わらないから困る」という意見が出された。
 そこで、「ネット上のコミュニケーションの取り方について考えよう」というテーマで活動を行った。NHKの動画サイト「NHK for School」に収録されている「スマホ・リアル・ストーリー」を視聴し、出てきた問題点について話し合った。送られてきたメールを間違えて捉えた女の子に対して、「理由を聞かないで無視するのはひどい」「自分だったら、まず話を聞く」などの意見が出された。しかし、「自分もそういうメールがきたら、腹が立つ」という意見もあった。話合いの最後には、送る側も慎重にメールを送信する必要があるし、受け取る側も、文字だけを見るのではなくて、相手に確認する必要があるのではないかという結論に至った。
 これから、通信機器は生活の中で重要度を増してくる。今回の授業は、日頃から情報モラルについて正しい知識と判断をもつ必要があることを考える良い機会となった。

  • 2693860.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10512015?tm=20240815153205