【愛西市立八開中】アクティブ・ラーニングの視点を生かした道徳授業
- 公開日
- 2016/11/09
- 更新日
- 2016/11/09
道徳教育の取組
本校では生徒が主体的に課題に取り組み、友達との対話を通して協働的に解決(納得)を導き出す「考え、議論する道徳」授業の実践を行っています。毎回の授業に一人一人がめあてをもって臨み、級友との激論を交わした末に、振り返りで成長実感を語ります。一人では思いつかない、深い学びを実現したときの満足感・達成感は個・集団の成長へとつながっていきます。
1年生の実践「美しい母の顔」(出典:明るい人生)では、「家族の愛情に対して、自分ができることは何か」という課題で話合いをしました。「まず家族の愛情とは何かを明らかにしたい」というめあてからは、「無償の愛」「心の支え」「ふだんは気づかないけれど常にあるもの」といった考えが出てきました。「家族愛」という価値について、多面的に考え、形がはっきりしてきたところで、今度は「自分ができること」について考えました。「お手伝い」や「手助け」といったもののほかに、「心配をかけない」「自立する」「頑張っている姿を見せる」など、一人一人多角的な意見が出てきました。振り返りでは、「家族に頑張っている姿を見てもらって、安心させたいという意見に共感しました」や「時には甘えたり、悩みを相談したりして安心させるのも一つの考えだと分かりました」といった深い考えが出されました。