【清須市立星の宮小】福祉実践教室
- 公開日
- 2016/11/16
- 更新日
- 2016/11/16
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、毎年、講師の方を招き、5・6年生と希望する保護者の方が参加して福祉実践教室を行っています。本年度は、全体での講演を聴いた後、「手話」「点字」「車いす」「認知症理解」の4教室に分かれて体験しました。
手話では、講師の先生から目の不自由な方がどのようにコミュニケーションをとっているのかを教えていただきました。手話や身振り、口話を体験し、その難しさを感じました。点字では、点字器を使って文字を打ち込みましたが、思うように穴をあけるのは大変でした。車いすでは、他の児童を障害物として、それをよけるように車いすを動かす体験をしました。車いすの試乗自体は楽しくても、車いすの重さや曲がったりバックしたりすることの難しさを知り、日常を車いすで過ごす苦労を考えることができました。認知症理解では、お年寄りや認知症の方にどう優しくすればよいのか二人組で劇をしながら学びました。
児童からは、「足や目、耳が不自由なのはとても大変だと感じた。街で出会ったとき積極的に声かけなどをしたい。困っている人がいたら手伝ってあげたい」などの感想が聞かれました。福祉実践教室を通して、困っている人、手助けが必要な人がいれば、その人の立場に立って、互いに助け合うことが大切であることを感じ、いろいろな場面で自分たちができることを行っていこうという気持ちを育てることができました。