モラルBOX日記

【新城市立新城中】子どものためのスマホ教室

公開日
2016/11/16
更新日
2016/11/16

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 生徒の多くが、毎日の生活の中でパソコン、タブレット、スマートフォン、携帯、ゲーム機等を利用しています。その機器からインターネットに接続し、いろいろな情報やアプリを入手したり、友達との会話やゲームを楽しんだりしています。しかし、この便利さ、楽しさだけに意識が向き、生徒たちがインターネットを介した犯罪や被害に巻き込まれる事案が後を絶ちません。
 そこで、本校では、昨年度から全校生徒を対象に、「子どものためのスマホ教室」を実施しています。今年も5月20日(金)に愛知県より受託事業を受けている事業者を講師として招き、1年生は4時間目に、2年生は5時間目に、3年生は6時間目に行いました。
 1年生にとっては初めての内容、また2、3年生にとっては昨年度の話から更に発展した内容になり、どの学年の生徒も真剣に聞き入っていました。便利なスマートフォンも使い方を誤ると、個人情報が特定されたり、架空請求やコミュニティサイトなどから犯罪に巻き込まれたりするなど、一瞬にして危険なものになるということがわかりました。また、悪気はなくても相手を傷つけてしまう可能性があることを、実例を交えて多くの話をしていただきました。
 便利なアイテムであっても、その裏に潜む危険を知っているのと知らないのとでは、これからの使い方も大きく違ってくるのではないでしょうか。正しくICTを活用できるように、ルールやマナーを守って正しく使えることを期待しています。

(生徒の感想から)
・私はスマホを持っていないけれど、「スマホ教室」に参加して改めてインターネットの世界は怖いなと思いました。特にアップした写真から位置がわかるということに驚きました。どこでとったか分からない写真でもアプリを使ったら場所がわかるので怖いなと思いました。私もいずれスマホを持つと思うので、「知識・判断・行動」の三つを常に意識して気をつけてスマホを使おうと思いました。(1年)
・私はよくYouTubeを好んで見ます。急いでいたりすると指がずれ、よく広告にいってしまうので、慎重に、そしてしっかり気をつけ、利用したいです。油断するとすぐに狙われる、そしていつでも狙われているんだなと気づきました。もし自分が機器を買ったのであれば、フィルタリングは絶対つけ、LINEでの会話も注意して、何もトラブルがおきないようにしたいです。一度両親とも相談して、ルールを決めて使いたいです。(3年)