【大治町立大治小】SNSの恐ろしさ
- 公開日
- 2016/11/25
- 更新日
- 2016/11/25
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
現在、大人も子どもも問わずに無料通話アプリが大流行しています。一度にたくさんの人とやりとりができることや、かわいいスタンプがあることで気軽に、簡単に相手にメッセージが送れて使いやすいためと考えらます。しかし、この無料通話アプリやSNSでのトラブルが増加しています。これは携帯電話やスマートフォンを持つ子どもが増えてきたことも原因であり、本校の6年生も約6割が携帯電話やスマートフォンを持っています。ほとんどの児童が携帯電話やスマートフォンを使い、メールやゲームをしたり、音楽を聞いたりしています。また、インターネットにより、天気など知りたいことをすぐに知ることができるという便利さを感じています。反面、いじめや悪口、個人情報の流出、歩きスマホなどの危険性も感じています。そこで、NHK「スマホ・リアル・ストーリー」の実話を基にした映像教材を用いて、無料通話アプリでの間違った使い方を考えたり、SNSでのコミュニケーションについて、実際のコミュニケーションとの違いについて理解したりしました。
SNSでのコミュニケーションは、相手の表情がわかりにくく、自分の表情や伝えたい内容も伝わりにくいことや、たった一言や一文字で相手に勘違いされてしまう可能性があるといった「SNSの恐ろしさ」からトラブルにつながると発表する児童がいました。文字だけのコミュニケーションでは、「正しく伝わらない、誤って伝わる、本当の気持ちは伝わらない」ということを学習しました。このことから、直接会って伝えることの良さを改めて確認することができました。SNSを安易に利用するのではなく、好ましい人間関係を築くためのコミュニケーションスキルを身につけさせるように今後も指導していきたいと思っています。