モラルBOX日記

【岡崎市立豊富小】2年生がパソコン教室の使い方について勉強しました

公開日
2016/12/08
更新日
2016/12/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校には、「とよとみしぐさ」という「江戸しぐさ」からヒントを得た、お互いを思いやるための「しぐさ」があります。「とよとみしぐさ」は、あいさつをしたり、履物をそろえたりすると、どんな気持ちになるのかを考えるきっかけとなっています。
 本実践では、導入として、「とよとみしぐさ」をどれだけ守っているのかを振り返りました。靴箱の靴やトイレのスリッパをなかなかそろえていないこと、廊下を走ってしまうことが子どもたちの意見としてあがりました。その上で、パソコン室の決まりについて話合いを行いました。まず、「Netモラル」のルールやマナーを守る「みんなのやくそく」を視聴しました。視聴後、なぜ決まりがあるのか、その理由をワークシートに記入していきました。内容から、パソコンが壊れると、他の人が困る、話を聞かずにうるさくしていると、先生の話が聞けないし、うるさくなってしまうなどの意見が出ました。出た意見を思考ツール「座標軸」を用いて、内容と気持ちを分けて板書していきました。
 パソコン室を使うときには決まりがあり、決まりが必要な理由を「座標軸」をもとに考えることで、次に使う人の気持ちを考えて、正しく使うようにしたいという気持ちを高めることができました。授業後の学芸会の配役決めでは、「第2希望の役に代わってあげるよ」と友達に声を掛け合う姿も見られました。
 今回は、パソコン室について取り上げた授業でしたが、今後は、パソコン室だけでなく、校内のほかの教室や公共の場での決まりやマナーについても考えさせたいと思います。