【新城市立東陽小】無料ゲームのはずが…
- 公開日
- 2016/12/12
- 更新日
- 2016/12/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の1・2年生では、家庭にあるスマホやタブレットを使ったことがある児童が多くいます。その児童のほとんどが、無料ゲームをしたことがあるようです。しかし、課金という言葉を知らない児童がほとんどでした。そこで、低学年のうちから親しんでいる無料ゲームに関して、これから出会うであろう「課金」という誘惑に対応できるように、情報モラルの学習をしました。
授業では、1・2年生でNHKの「リアル・スマホ・ストーリー」の「無料ゲームのはずが…」という実話をもとにしたビデオを見ながら、無料ゲームの手軽さや楽しさの陰に潜む「課金」をテーマに、主人公の気持ちを追っていきました。
主人公は、手軽にできてしまった課金をきっかけに、「あと1回だけ…」「あと1回だけ…」と歯止めが利かなくなってしまい、3か月で30万円の請求が来てしまいました。ばれないからと、続けていってしまい取り返しがつかなくなってしまったのです。
そうした衝撃的な映像を見ることで、年齢を偽って、親に内緒でやることはいけないことだと強く感じることができた様子でした。「ゲームにはまりすぎないようにしたいです」と感想を発表した児童に、他の児童は強くうなずいていました。
授業の中で、スマホやタブレットを使うときに気を付けることを自分で決めてもらいました。今回決めたことやビデオの内容を、これから使うときには意識して、安全に利用してくれることを願っています。