【尾張旭市立西中】情報モラルについての理解を深める
- 公開日
- 2016/12/26
- 更新日
- 2016/12/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
西中学校では、「創造・実践・健康」という教育目標の下、豊かな感性と自己肯定感を育み、自らの生き方を考えさせる教育を推進しています。ただ、中学校の3年間は自分の生き方に悩む時期でもあります。自分の生き方を考える上でも、相手を思いやり、互いを認め合う心を育てることは、必要不可欠です。自分自身を見つめさせ、いずれは社会に出て行く生徒たちに、正しい情報を選別できるように指導し、社会と人のために自分には何ができるのか、考えさせていきたいと思っています。そのため、学校としていろいろな取組を行っています。
今年度、一学期は6月16日(木)に1年生及び保護者を対象に携帯電話やスマートフォン・パソコンの正しい利用の仕方についての「サイバー犯罪防止教室」を実施しました。7月14日(木)には2年生及び保護者を対象に薬物乱用の害について理解を深めるとともに、薬物が及ぼす体への害や恐ろしさについての「薬物乱用防止教室」を実施しました。また、フィリピンへの支援に向け、学校集会で全校に呼びかけ、募金活動や古着回収などを行いました。生徒会や各クラスの代議員の「協力をお願いします」という熱心な声が朝から響き、多くの生徒の協力する姿が見られました。また、12月14日(水)に全校及び保護者を対象に現代のスマートメディアが抱える諸問題についての「人権集会」を実施しました。生徒の感想には「人とのつながり方を改めて感じさせられた」「自分が言われたらいやなので言わない」「一つのことに集中しようと思った」「テレビとスマホを同時にやると脳が破壊されるというのは初めて知った」などがありました。
こうした活動を通して情報社会における正しい判断や望ましい態度を育て、周りと協力しながら思いやりの心を持って活動する生徒たちを育てていきたいと考えています。