【設楽町立清嶺小】情報モラルについて学習しました
- 公開日
- 2017/01/04
- 更新日
- 2017/01/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校は、全校20名の小規模校である。スマートフォンを持っている子はいないが、高学年では、多くの児童が、ゲーム機などインターネットに接続可能な携帯端末を所持している。インターネットへの接続可能な児童の使用状況を見ると、You tubeやオンラインゲームでの使用が目立つ。情報化社会の進展に伴い、情報端末の利用が、子どもたちの中にも急速に進んでいることが分かる。情報化が進む現代社会において、子どもたちを守るために「情報モラル教育」は、重要なことである。
そこで、12月8日に、5・6年生を対象に、インターネット社会の危険性を知り、正しい情報モラルを身に付けるための授業を実施した。インターネット上のトラブルが原因のいじめによって中学生が犠牲となった悲しい事件や大学生の軽率な書き込みにより多額の賠償金が発生した事件などを取り上げ、プレゼンテーションソフトを使い、インターネットの危険性と正しい使用について、具体的に伝えた。はじめは、事の重大さを受け止めきれずに、笑っている子もいたが、授業が進むにつれて、どの子も真剣な表情になった。
授業後、児童からは次のような感想が聞かれた。
・インターネットはいつも使っているけれど、いろいろな危険があるし、気を付けなければいけないと思った。
・どんな情報でも、別のサイトなどで調べて確かめたい。
・オンラインゲームでコメントをするときに、コメントしてもよい内容か考えてから、コメントしたい。
・一度ネットに載せたものは、消えないということが分かった。軽はずみに書き込まないようにしたい。
今回は、児童を対象にしたものであったが、今後、保護者と一緒に情報モラルについて学習したり、家庭での利用の仕方を考えたりする場を設けていきたい。