モラルBOX日記

【岡崎市立六ッ美中】全校集会『小さな勇気こそ』〜校長先生の心の授業〜

公開日
2017/01/25
更新日
2017/01/25

ちょっといい話

 11月21日の全校集会において、校長先生から、東井義雄さんの『小さな勇気こそ』の詩が紹介されました。この詩を紹介した理由として、「これくらいいいや、とか、もう駄目、と中途半端に満足したり、すぐにあきらめたりすることの多い六中生に、ほんの少しでいいから今より頑張ろうとか周りに気を配ろうという意識をもってほしいと思ったからです」と話されました。
 全校集会の後、各学級でこの詩の感想を書きました。担任がその感想を読んだ後、校長先生は全校生徒の感想に全て目を通され、職員向けの校長通信で数名の生徒の感想を紹介されました。

 「小さな勇気をもっただけで、少し自分に厳しくするだけで、もっと人生得をして楽しくなるのではないかと考えると、ああ損したかもと思いました」(1年)
 「自分のため、人のため、世界や地球のためになるなど、何かの役に立つことをするときにも、『小さな勇気が必要なんだな』と思いました」(2年)
 「どんなかなわない相手や物でも、立ち向かう積極性を意味した詩だと思います。今の六中には積極性がないので、そこを『小さな勇気』をもって積極的になれたらいいなと思いました」(3年)

 校長先生は、次に紹介する生徒の感想に目が留(と)まったそうです。
 「はっきり言って僕は小さい勇気どころか、勇気というものはいらないと思います。そんなものがなくたって、悪魔に立ち向かえる自分をつくるべきです」(1年)