【清須市立清洲小】挨拶を通して
- 公開日
- 2017/02/07
- 更新日
- 2017/02/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
挨拶は、コミュニケーションや礼儀、生活習慣として、とても大切であると考える。本校は児童数976名の大規模校である。登下校の際には、横断歩道や交差点、踏切など危険な場所には、「見守り隊」の方や「老人会(寿会)」の方、PTAの方とたくさんの方々に見守られて、朝は通学団で、帰りは通学団であったり、同じ方面の児童と一団となったりして登下校している。その中で、挨拶のできない児童が多いというお話をよく頂いていた。
そこで、生徒指導担当者が全校児童を対象に「生活ビンゴ」を企画したり、挨拶運動への児童の携わり方を工夫したりした。生活ビンゴではビンゴの枠内に「地域の人に挨拶ができた」「友達と先生に挨拶ができた」という項目を入れたり、挨拶運動では期間を決めて各門や各昇降口に登校した担当の児童から並び、登校してくる児童に挨拶を呼びかけたりした。また、各教室では担任が随時、挨拶の大切さについて話をした。その成果が徐々に出てきて、挨拶できる児童が増えてきた。そして、地域の方からもお褒めの言葉をいただけるようになってきた。「褒めてもらえるうれしさから、より挨拶ができる」という相乗効果が生まれ、とても明るい雰囲気で挨拶ができるようになってきている。
挨拶を通して、級友や家族はもちろんのこと、地域の方々との温かい心の交流を図っていけるのであれば、そんなすてきなことはないと考える。挨拶から健全な心の育成を図っていく、これが本校の「心の教育推進活動」である。