【瀬戸市立東明小】「困った時どうする?〜生きる力を高めるための友だちコーチング〜」
- 公開日
- 2017/03/15
- 更新日
- 2017/03/15
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、「共感的な人間関係づくり」を実現するために、年3回(学期に1回)心のふれあい週間を設定し、心の教育を全校体制で継続的に実践している。学期毎にテーマを設定し、保健委員会の発表、心の保健指導、振り返りチャレンジカード、外部講師による心の授業(学校保健委員会)などを通して働き掛けている。今年度は、全校児童への実践を進めながら、高学年へは、保健室コーチングの理論を基にコーチング的スタンスを取り入れた取組を実践することで、自分の価値や可能性に気づき、自分も相手も大切にする行動をとることのできる児童を育てることにした。
保健室コーチングの理論の基に、年間を通して、心の保健指導を計画的に実施し、外部講師の授業につなげた。5・6年生対象に、ハートマッスルトレーニングジムの講師の先生による特別授業「困った時どうする?〜生きる力を高めるための友だちコーチング〜」を実施した。友達同士でコーチングができるようになることをねらいとした。困った時の話の聴き方(事実と解釈を分ける)・目標設定(どういう状態になりたいのかを聴く)・行動目標(ピンチをチャンスに変える言葉を使って、どうやったらできるかを考える)について学んだ。また、心の授業は、全教員が参観し、問題の解決に向けての関わり方、コーチングの手法について学ぶことができた。授業後には、参観者全員で協議会を行い、桑原先生も交え、ピアコーチングについて理解を深めた。
<児童の感想>
*友達が困っていたら、友だちの話を聴いてあげて、解決策を、友達と一緒に考えてあげればいいんだなと思いました。(5年生)
*ぼくは、この授業で困っている人には、コーチングもしてあげることが大切だということが分かりました。(6年生)