【尾張旭市立渋川小学校】 心を育てる縦割り班活動
- 公開日
- 2017/06/01
- 更新日
- 2017/06/01
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
渋川小学校は明治6年に開設された、歴史ある学校である。校区全体はとても落ち着いていて、教育熱心な家庭が多い。地域や家庭の教育力も高く、学校行事等についても協力的である。地域の方々に支えられ、子供たちは健やかに育っている。
本校の大きな特長として、縦割り班活動が挙げられる。「なかよしタイム」と名付け、木曜日の朝に活動している。6年生が中心となり、縦割り班でゲ−ムや絵本の読み聞かせなどを行い、班で協力しながら、仲良く活動している姿が見られる。6年生はゲ−ムを企画・運営したり、低学年の児童の面倒をみたりすることで、リ−ダ−性を伸ばしている。
その他に、1・6年、2・5年、3・4年と学年でペアを組み、縦割り班遠足を行っている。今年度は、城山公園や小幡緑地公園に出かけ、一緒にお弁当を食べたり、遊んだりした。高学年が低学年に、優しい態度で接している姿が多く見られた。
低学年は、高学年の様子をよく見ていて、自分たちが高学年になったときに中心となって活動するのが当たり前になっていて、「小さい子の面倒をみるのは高学年として当然」という姿が、伝統として根付いている。
また、日頃お世話になっている「かけこみ110番の家」、「交通指導員さん」へ、日頃の感謝を込めて、お手紙を渡している。今までの手紙を掲示してくれているお店もあり、とても喜ばれている。児童にとっても、多くの人たちに支えられていることを再確認するとともに、感謝の言葉を直接伝える良い機会となっている。