モラルBOX日記

【清須市立春日小学校】 オルゴールの音色が響く、清掃活動を目指して

公開日
2017/06/06
更新日
2017/06/06

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校の教育目標の一つに、「思いやりと奉仕の心をもつ、心豊かなこども」があります。その方策として、昨年度より清掃活動に重点を置いた取組をしています。本校では、「はるピカそうじ」と呼んでいます。
 清掃の時間になると、学校全体にオルゴールの音色が響き渡ります。清掃美化委員会を中心に、「静かに清掃に取り組む」「清掃チャイムが鳴り終わるまで」といった約束事を決めました。そして、それをみんなの合い言葉として広く全児童に周知しました。
 清掃中は、約束事を守れているかを確かめるために、委員会の児童が清掃箇所を見て回り、下級生にほうきの使い方を教えたり、「一生懸命がんばっているね」とそっと声をかけたりする姿が見られ、上級生としての自覚も育ってきました。
 以前は、友達と話をしたり、掃除道具を大切にしなかったりする児童がいました。この取組をしてから、校内を美しくしようとする意識も高まり、静かに清掃をしようという気持ちを、互いに伝える児童が少しずつ増えてきました。また、ほうきで教室のごみを集める音、清掃場所に移動するときの足音など、これまでは聞くことのできなかった様々な音がオルゴールの音色とともに聞こえるようになりました。
 今後も、「はるピカそうじ」を通して達成感を味わわせ、心と心の通い合う清掃活動を実践することで、心の教育を充実させていきたいと思います。