【田原市立神戸小学校】 ネット犯罪に巻き込まれないために
- 公開日
- 2017/06/09
- 更新日
- 2017/06/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では5年生が、ネット犯罪について学びました。自分の携帯を持っている子は少数にとどまっているものの、家族の携帯電話や携帯型ゲーム機を使用してインターネット通信をしたことがある子は過半数に及びました。
そこで今回は、子供たちがネットを利用した詐欺に巻き込まれないように学習しました。「フィッシング詐欺」は、オンラインゲームの広告やネット検索時に出てくるバナーをクリックすることで、後日、高額な不正請求をされる詐欺です。子供たちには、実際に画面でバナーを確認、そしてクリックし、個人情報を入力する画面に誘導される体験をしました。同じような手口の「ワンクリック詐欺」では、懸賞が当たるなどの広告欄をクリックしただけで、不正請求が届くことを知りました。また、クリックしただけで、ウイルスに感染することも教わりました。実際にクリックして、ウイルスに感染した画面が表示される体験をしたときには、「興味本位にクリックすると大変なことになることがよくわかった」「本当に怖い」といった感想をもちました。「怪しい広告にはすぐにクリックしない」「個人情報を求められても入力しない」「万が一感染したら、大人にすぐに相談することが大切」など、犯罪に巻き込まれないように自分で身を守ることが大切であることを学びました。