【新城市立庭野小学校】自由とは何か? 〜5・6年生 道徳〜
- 公開日
- 2017/07/06
- 更新日
- 2017/07/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は全校児童29人の小規模校で、3・4年生と5・6年生は複式学級となっています。全員が全員のことをよく知っているというよいことがある反面、言葉遣いや態度などに遠慮がなく、人を傷つけてしまう行動も日常の生活で見られます。そして、そのような行動をとった児童と話をすると「それぐらいしてもいいと思った。」という返事が返ってくるときがあります。
このような本校の実態と、全校児童が気持ちよく生活できるようにしたいという願いをもち、5・6年生に対して「自由とは何か」という道徳の授業を行いました。授業前に「自由とは何ですか」と聞いたところ、
・やろうと思ったことができること。
・自分が好きなことをやりたいときにすること。
・自分がやりたいことをすること。
という答えが返ってきました。
そこで、NHKで放送されている「ココロ部」という番組の「みんなの自由な公園」という題材を見せて、本当の自由とは何かを考えさせました。
「自分が自由に行動することで、他人に迷惑をかけるのは本当の自由なのか」という質問に対して、子供たちは考えを出し合いました。そして授業を進めていく中で、子供たちが考える本当の自由は、
・ルールを守りつつ好きなことをすること。
・みんなに迷惑をかけずに好きなことをすること。
・自分の自由で他の人を困らせないこと。みんなが楽しいこと。
と考えが変わっていきました。
このような考えの変化を全校児童に広げていき、全員が気持ちよく過ごすことができる学校を目指していきたいと思います。