【津島市立神守小学校】 命の大切さを学ぶ防災教室
- 公開日
- 2017/07/19
- 更新日
- 2017/07/19
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
4年生では、命を守ることの大切さを学ぶために、毎年、校区の消防団の方々による「防災教室」を行っています。今年度の1日目には、東日本大震災や熊本地震の際、消防団で支援に行った写真や、被災地の小学生の映像を見せていただきました。被災地の小学生が災害があったときに、明かりがなく困ったことや、余震がいつ起きるか不安の中で生活していた話などに、児童は真剣な表情で聞き入っていました。2日目には、AEDの使い方や、AEDをためらわず使うことの大切さを、劇を通して教えていただきました。また、丈夫なロープの結び方や三角巾を使った止血法、毛布と竹ざおを使った担架の作り方などを教えていただきました。災害時にも、身の回りの物をうまく利用して応急手当をしたり、動けない人を運んだりすることができることを知り、驚いている児童もいました。
児童は、「防災教室で、初めて毛布を使って担架を作ることを知りました。三角巾の使い方も消防団の方が優しく教えてくれたのでうれしかったです。もし、災害が起きたときも自分たちでやれることはやりたいです。」と活動を振り返っていました。消防団の方と学ぶ中で、自分にもできることがあることや、自分たちの命を自分たちで守ることの大切さを学ぶことができました。今後も地域の方々と連携して、児童の心を育てていきたいと思います。