モラルBOX日記

【愛西市立永和小学校】子ども運動会〜異学年交流を深め、チームワークを大切にする〜

公開日
2017/08/31
更新日
2017/08/31

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校の運動会は、9月に、隣接する中学校と合同で行います。この小中合同運動会では中学生と小学生が協力して企画、運営をします。この活動を通して、本校の高学年の児童は、リーダーシップの必要性を学びます。
 本校では、中学校でよりリーダーシップのとれる児童を育てるために、5月に高学年児童が企画をする「子ども運動会」を実施しています。そして、異学年交流を通して、互いに認め合い高め合うために、競技は、1・4年生、2・5年生、3・6年生のペア学年で行います。競技内容は高学年児童による話合いで決めます。話合いでは、「どんな内容なら楽しんでもらえるだろう」と、どの児童も真剣に考えている様子でした。話合いで決まった競技内容を各学年に伝えることは、高学年児童の役目です。わかりやすく伝えるために、事前に何回も練習をしました。その真剣さが伝わったのか、どの子も高学年の言葉にしっかりと耳を傾けていました。
 当日は、みんな一生懸命に競技し、また、仲間を応援したり励ましたりする姿が多く見られました。応援歌も歌い、大いに盛り上がりました。児童の感想には、「高学年のお兄さん、お姉さんが優しく教えてくれてうれしかった」「わたしも高学年になったら年下の子たちが楽しんでくれる子ども運動会を考えたい」「低学年の子たちが喜んでくれてうれしかった」「ありがとうと言ってもらえてうれしかった」などがありました。異学年交流により、多くの子が互いにがんばりを認め合う経験ができたのではないかと思います。また、小中合同運動会で高学年児童が中学生の姿から学んだように、上級生の姿を見て、次年度の自分の姿を想像する子や目標を立てる子もいました。今後もさらに、児童同士が互いに認め合い、高め合える場を設けていきたいと思います。