【設楽町立清嶺小学校】お茶と元気をプレゼント
- 公開日
- 2017/09/07
- 更新日
- 2017/09/07
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、全校18名の小規模校である。学校の茶畑と地域の方の茶畑で茶摘みをした。今年で64年目となる伝統のある行事である。児童が摘んだお茶は、一人で住む地域のお年寄りのみなさんに届ける。子供たちは、お茶をとても喜んでくださるお年寄りのみなさんの顔を思い浮かべて茶摘みをした。児童が摘んだ生葉は31キログラムになった。
7月4日と7日、製茶したお茶と手紙を持って、地域のお年寄りを訪ねた。お年寄りのみなさんは、この日をとても楽しみに待っていてくださり、歓迎してくださった。子供たちは、昔の話を聞いたり、質問をしたりして、楽しいひとときを過ごした。「毎年、お茶をありがとう。おいしく飲ませてもらっています。」「来年も元気でみんなに会えるように、おばあちゃんもがんばらんといかんね。」などと声をかけていただいた。
活動後、子供たちから、次のような感想が聞かれた。
・地域の方とたくさんお話ができてよかった。
・おばあちゃんが喜んでくれたので、私までうれしくなった。
・笑顔で話ができて、とても楽しかった。
お茶配りをすることで、楽しみに待っていてくださること、地域の方が温かく見守っていてくださることを実感し、子供たちは豊かな心を育んでいる。これからも大切にしたい学校行事の一つである。