モラルBOX日記

【岡崎市立南中学校】スマートフォンを使った画像トラブルを防ぐために

公開日
2017/09/08
更新日
2017/09/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 1年生の生徒を対象に、スマートフォンなどで撮影した画像をめぐるトラブルについての授業を行いました。具体的な事例をもとにトラブルの起きた原因と、トラブルを起こさないための方法について考えました。
 事例は、自分が写った画像が意図しない友達の手にわたり、その友達によって加工された上に不特定多数の友達がその画像を見られる状態になってしまうという内容です。生徒は、自分の画像が意図しないかたちで拡散し、回収不可能になってしまうこともあるという危険性を知ることができました。
 生徒からは、このような状況に陥らないために、「画像を送らない」「自分の画像を友達に送るときに、他の友達には送らないように約束する」「友達の画像を別の友達に送るときは、何に使うのかを必ず確認する」などが必要だという意見が出されました。
 また、一度ネット上に拡散してしまった画像は、削除が不可能であることを伝え、自分たちがスマートフォンなどで撮影する際のルールを決めました。生徒たちは、「画像を撮影するときは、自分が写らないようにする」「友達と一緒に写真を撮ったら、別の友達にあげるときには必ず一緒に写っている友達に確認をとるようにする」「写真を撮ったり、画像を送ったりするときは、必ず本当に必要かどうかを考えるようにする」など、自分なりのルールを決めることができました。情報モラルの授業を通して、生徒には情報を適切に管理できる力をつけてほしいと願っています。