【岩倉市立五条川小学校】 おじいちゃん、おばあちゃんとともに
- 公開日
- 2017/10/19
- 更新日
- 2017/10/19
ちょっといい話
五条川小学校では、毎年、運動会で玉入れを行います。この玉入れには3、4年の児童とともに近隣のお年寄りが参加します。孫が学校にいなくても、参加される方が多くいらっしゃいます。運動会前に3年生が招待状を出し、終了後は3、4年生がお礼状を書きます。
競技は、1回目は3年生、2回目はお年寄り、3回目は4年生、4回目は再びお年寄りが行います。赤白競技なので、児童たちは勝つために必死です。お年寄りの競技の時も精一杯の声援をします。そして、競技が終われば、勝敗にかかわらず、やりきったというさわやかな表情で退場していきます。一緒に退場するお年寄りの方も、元気な小学生と一緒でうれしそうです。
今年は、児童とお年寄りが別々に競技を行いましたが、もっと交流が図れる方法がよいという意見が出ました。一つの案として、お年寄りの回には児童が玉を拾って手渡しするというものがありました(そうすれば、腰の痛い人も助かるので、いっそう都合がよくなります)。来年度は、こういった意見を取り入れて、更に接する機会を多くしていきたいと思います。交流だけでなく、年の離れた違う世代が同じ時間を共有することで、優しさがあふれた社会の実現に少しでも寄与できればと思います。
<お礼の手紙> -3年生女子-
3、4年生の玉入れにさんかしていただき、ありがとうございました。とても楽しかったです。おじいさん、おばあさんが玉入れにさんかしてくださったおかげで、練習のときよりも多く玉を入れられたと思います。来年も何かのきょうぎにさんかしてください。楽しみにしています。