モラルBOX日記

【幸田町立坂崎小学校】学校の小さな一コマ

公開日
2017/10/27
更新日
2017/10/27

ちょっといい話

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https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10513207?tm=20240815153205

 担当する掃除場所(外庭)での話です。給食、歯みがきが終わり、子供たちが掃除に集まってきます。本校は、1〜6年の縦割り班で掃除を行いますが、その中の三年生のある子(Aさん)はいつも一番に来ます。そのうちにみんなが来る前から、竹ぼうきで地面を掃き始めるようになりました。とても感心したので、担任に伝え、担任が連絡帳を通してお母さんに知らせることにしました。以下は、お母さんとのやりとりです。
「(担任)Aさんはいつも掃除場所に着くのが早いそうで感心です。お家でもほめてあげてください」→「(母)うれしいお便りをありがとうございました。学校生活の中の本当に小さな一コマだと思いますが、そんな小さなことに気づいてくれるかどうかで、子供たちの動きは大きく変わってくると思います。昨日はとても落ち込んで帰ってきたのですが、お便りで笑顔が戻りました」→「(担任)一回や二回ではなく、いつもそうらしいのです。よい姿を他の子にも見せてくれて私もうれしいです」→「(母)たくさんの先生が目をかけていただける坂崎小学校の環境は、親として非常にありがたいです」→ ・・・・・
 坂崎小学校は全校児童が300人程度の小さな学校ですが、その分つながりも強く、声もかけやすい(かけられやすい)状況です。そのよさを生かし、一人一人に目を向けたきめ細かい指導を、これからも続けていきたいと思います。そのお母さんは、子どもが保育園児のころには毎日のように先生と親との交換日記が行われていましたが、小学生になり、子供の話による情報がほとんどだとおっしゃいました。子供の善行に対しては、本人をほめる、学級で紹介するにとどまらず、家庭にどんどん伝えていくことで、学校と家庭との結びつきがより強くなるという思いがしました。