モラルBOX日記

【春日井市立西尾小学校】大きいおいもがとれたよ!

公開日
2017/11/28
更新日
2017/11/28

ちょっといい話

「このいも、大きいぞ。」
「あっ、本当だ。上手に掘れるかな。」
「それじゃあ、掘るのを手伝ってあげるよ。」
「ありがとう。」
 先日のさつまいも掘りでの会話です。低学年の子がいもを見つけると、高学年の子が寄り添ってきて、掘り方を優しく教えてあげたり、掘るのを手伝ってあげたりしていました。収穫したイモを分けるときも、高学年は低学年の子を優先して選ばせてあげていました。この光景は、本校ではとても自然なことです。それもそのはず。多くの活動に「生活班」という縦割り班活動を取り入れているからです。
 本校は、全校児童66名の小規模校です。全校児童を異年齢集団になるよう8つの班に分け、児童会の行事やイモの植付け・収穫、運動会の全校紅白リレーなどに取り組んでいます。また、日常の清掃活動もこの「生活班」で活動しています。これらの活動を通して、互いを思いやる気持ちと協力する気持ち、感謝の心が育ってきていることを実感することができます。
 そして、これからもそれぞれが自分の役割を自覚して、集団の向上のために進んで活動できる子の育成を目指していきたいと思います。