【田原市立田原中部小学校】 スマホにひそむ危険って?
- 公開日
- 2017/11/24
- 更新日
- 2017/11/24
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
6年生を対象に、スマートフォンについてのアンケートを実施しました。「小学生にスマートフォンは必要ですか?」という問いには、ほぼ全員が「必要」と答え、「無料通信アプリができるから。」「いつでもどこでも動画が見られるから。」という理由を挙げました。アンケートの結果から、スマートフォンが欲しいという気持ちが強いことも分かりました。しかし、使用することで起こりうる危険性については、あまり理解していないように感じました。
そこで、「スマートフォンにひそむ危険って何だろう?」と投げかけ、ホワイトボードを使いグループ活動を行いました。子供たちは、友達の意見に共感したり、質問したりしながら、様々な角度から危険について出し合い、ホワイトボードに書き出していきました。
全体での話合いでは、情報番組を見たという子から、「SNSでフォロワーからの反応が欲しいがために、SNSに載せる写真を撮ることが目的の旅行が増えている。」や「無料通信アプリの返事をすぐにしなければいけないというプレッシャーから、四六時中スマートフォンが手放せない子供がいる。」という事例が出され、依存症になることの怖さを知りました。話合いを終えた子供からは、「スマホは、危険ととなり合わせだということが分かった。」「トラブルを起こさないように、親が決めたルールを守ろうと思う。」という感想が出ました。
スマートフォンはとても便利なツールですが、使い方を誤れば危険を伴うということを、心に刻んでおいてほしいと思います。