【愛西市立立田中学校】携帯安全教室
- 公開日
- 2017/11/28
- 更新日
- 2017/11/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の生徒は、約8割もの生徒が自分のスマートフォンや保護者のスマートフォンを使用し、メッセージアプリを使った生徒間のトラブルが、毎年のように起こっています。スマホを1日2時間以上も使用する「携帯依存」とも見られる生徒も増えてきている傾向にあります。半期に一度行っている生徒向けのアンケートの結果からも、生徒は自分専用のスマートフォンをもっており、使用時間が年々延びてきていることが分かっています。このような現状を変えていくために、全校集会で保護者にも参加していただいた「携帯安全教室」を開き、講師の先生を招いて、携帯電話のもつ便利さや危険性について考える時間をもちました。
スマートフォンのアプリやインターネットに潜む危険性について、実際に起きてしまった事例をもとに、軽率な行動がどれほどの被害を生みだすのかということを、とてもわかりやすく話していただきました。生徒たちも興味深い様子で講師の先生の講演を聞いていました。
【講演の内容】
・悪ふざけでSNSに載せた写真のせいで、サイトが1時間で炎上し、すぐに掲載者の名前、学校、住所などがインターネットに書き込まれてしまったこと。
・インターネットに載せられた写真は永遠に消えず、その写真のせいで結婚することも就職することもできなくなってしまった人がいること。
・投稿された動画は様々な人が見ることができるため、どこで撮られたかがすぐにわかり、ストーカーの被害に遭うという事件が起こったこと。
・スマホを使って連絡を取るときは、「眠たいと思っているかもしれない」「ご飯を食べたいと思っているかもしれない」など、相手に対する思いやりをもたなくてはならないこと。
【生徒の感想】
・私は、写真をスマホにUPすることはないけれど、1つの写真に、位置情報や個人情報、住所などたくさんの情報が含まれていることがわかり、改めて恐ろしいなあと思いました。
・私は無料通信アプリに、写真も動画もよく投稿しています。SNSのウェブサービスにも、写真が200枚近く投稿してあります。プロフィールも顔写真にしたことがあるので、とても不安になりました。これからはひかえたいと思います。