モラルBOX日記

【江南市立宮田小学校】 みんなの力を合わせて・・・

公開日
2017/11/29
更新日
2017/11/29

ちょっといい話

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 本校では、PTAの役員の方の力をお借りして、ベルマーク運動に参加しています。月に一度の「あいさつの日」の活動の後に、担当する保護者の方が、集まったベルマークを台紙に貼ったり、テトラパックを段ボール箱に詰めたりする作業をしてくださっています。ベルマークやテトラパックは、ご家庭の協力により、かなりの枚数集まってきており、作業は数時間に及びます。
 そこで、2年ほど前から、高学年の子供たちに参加を呼びかけ、PTAの役員の方の作業の前に、ベルマークを番号別に仕分する作業を進めています。仕分作業の日は、掃除のない長い昼休みの日でもあり、子供たちにとっては絶好の遊ぶ機会なのですが、毎回多くの子供たちがボランティア活動に参加して手伝ってくれています。
 各教室の前にあるベルマーク回収用の箱を集めることから始まり、ベルマークを仕分し、1から95までの封筒を回収し、回収箱を返しに行くまでを、参加した子供たちが分担して手際よく進めていきます。作業が終盤にさしかかると、たくさんのベルマークを握りしめている子の分を、周りの子供たちが手分けして仕分たり、回収した封筒を運ぼうとしてとりこぼしてしまったベルマークを、慌てて近くにいる子供たちが拾い集めて渡したり…と様々なドラマが見られます。
 回を重ねるごとに手際がよくなり、「あんなにあったのに、僕たちがもう片付けた!」と満足そうな表情を見せるようになりました。また、たくさんのベルマークを仕分けることで、そのベルマークを商品に換えるために、細かな作業をPTAの方にしていただいていることに気付く子供も出てきました。
 毎年、年度の初めにベルマークで購入した図書やボールをPTAの役員さんから子供たちに贈呈していただいています。ベルマークを集める、仕分する、送るための準備をする…様々な人の協力があって、本やボールが手に入っていることを再確認しながらボランティア活動を見守っていきます。