【岡崎市立甲山中学校】情報モラル授業実践「SNSの使い方について考えよう!」
- 公開日
- 2017/12/26
- 更新日
- 2017/12/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
情報モラル教材「ネット社会の歩き方」という教材を活用して、授業実践を行った。
今、当たり前に使っている「既読」「グループトーク」機能が、大震災の安否確認に役立つということで開発されたということを知らなかった生徒たちもいた。大変便利な機能だが、生活や心をしばる道具になっていることもあり、これまでの経験から「いじめにつながることもある」「無視されたことがある」「意味が伝わらず、自分の伝えたいことと違って、誤解されたこともある」などの意見が生徒から出された。現代社会においても、「何分ルール」「既読スルー」「グループ外し」のように無料通話アプリ特有の問題も増えてきていて、社会問題にもなっている。無料通話アプリには「すぐに返信しなくてはいけない」というルールはないが、すぐに返信することが日常化している現状である。無理をして返信するようなことはやめる。本当に大切なことは言葉で伝えるなど、相手にとって適切であるかを自己判断する力を身に付けていかなくてはならない。
今後、もし、悪口やいじめにあったり、グループ外しを受けたりしたと思ったら、親や先生など、大人に相談することも自分を守る手段の一つである。