【春日井市立勝川小学校】思いやりのこころと感謝のこころ
- 公開日
- 2018/02/20
- 更新日
- 2018/02/20
ちょっといい話
地域の方からうれしいお手紙をいただきましたので、紹介します。
2学期の2大イベントの運動会と遠足を終えられ、少しは肩の荷も軽くおなりでしょうか。唐突にして少し時宜を失しておりますが、迷った末、感謝のお礼を申し上げたく、ペンをとりました。
私事、傘寿をこえた独り居のババです。小学生との係わり合いは皆無の毎日でございます。しかし、通学路に面した住まいですので、登下校の子供たちのおしゃべりや行動には、パワーをいただいております。
実は9月半ば下校中の女子(高学年?)に、「運動会はいつ」かと買い物帰りに家の近くで尋ねました。「9月30日」との返事でしたが、そのとき、私が買物袋をさげていましたので、「お持ちしましょうか」と、予期しないうれしい申出に、感謝の気持ちでポーとなりました。家まで5〜6メートルのところでしたので、せっかくの申出はお断りしましたが、勇気を出して申し出てくれたのに、悪かったこと、後悔いたしております。
勉学オンリー・自己中心的な小学生を多々見てきておりましたが、教育理念や生活指導の徹底が、貴校においては、しっかりとなされていることかと、うれしくうれしく感謝申し上げます。
そして、かような地区に老後を過ごすことができますこと、心よりうれしく心強く感じます。「感謝」と「有り難さ」の意を込めてペンをおきます。
平成29年10月17日
勝川小学校長殿
このお手紙のことを全校集会で紹介したところ、おばあさんに声をかけたのは、6年生の児童であることが分かりました。二人は少しはずかしそうでした。
手紙を読み終えると、みんな笑顔になりました。誇らしい気持ちと、優しく温かい気持ちが、一人一人の心の中に広がったように感じました。
このような素敵なお手紙をくださる地域の方に、感謝します。