【大府市立北山小学校】親子で学ぶスマホ・ケータイ安全教室
- 公開日
- 2018/01/31
- 更新日
- 2018/01/31
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
全国的な統計では、小学生の約半数がスマートフォンや携帯電話を持っているという実態があるそうです。本校の6年生も、かなり高い確率でそれらの機器を利用しています。また、自分用のスマホや携帯電話は所有していないものの、家族のスマホやパソコン、タブレットを日常的に使用したり、インターネットにつながるゲーム機で通信したりする児童も含めると、ほとんどの児童が情報モラルの危機にさらされているといえます。
本校6年生では、6月第2土曜日のふれあい学級(親子学級)の機会を利用して、「親子スマホ・ケータイ教室」を開催しました。これは、携帯電話会社の出前講座なので、講師の先生はその道のプロです。さすがに話が上手で、すぐに子供たちの気持ちを、がっちりとわしづかみしました。適所で動画やパワーポイントで資料を提示してくださるので、大変分かりやすく、大人も子供も食い入るように聞いていました。
内容としては、小中学生が事件を起こしてしまいがちなトラブルについて、具体的な事例を挙げながらの説明です。そして、トラブルへの対処法や予防法についても教えていただきました。具体的には、インターネット上のなりすまし、情報漏えい・拡散の恐ろしさ、ネットゲームの落とし穴、無料通信アプリやSNSによるいじめなど、どれも身近で起こりうる恐ろしさが感じられるものばかりでした。最後には、質問コーナーもありました。
講座に参加した児童からは、「ふだん、何げなくやっていたけれど、気を付けないと悪いことに簡単に巻き込まれてしまうことが、よく分かりました。」「スマホが自由に使いたいと思っていたけれど、ちょっと怖くなりました。」などの感想が聞かれました。また、保護者からは「親が何も知らずに与えていると、大変なことになると心配になりました。」「子供が使うインターネットには、フィルターをかける必要があると感じました。」「親子で聞けてよかったです。」などの声が聞かれました。
児童・保護者・教師がそれぞれの立場で、自分自身も含め、子供たちや家族を守るという意識・姿勢が必要であると感じさせられた行事でした。