モラルBOX日記

【津島市立暁中学校】みんなで考え合った情報モラル

公開日
2018/04/10
更新日
2018/04/10

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、携帯電話やスマートフォンを持っている生徒が約8割を数え、それに伴いSNSにかかわる生徒同士のトラブルも増加傾向にあります。そこで、人権教育の一環として第1学年を対象に行った人権集会の中で、「情報モラル」について考えることにしました。集会では人権問題全般の講話を聞いたのち、特に、SNSに関する問題を扱ったDVD教材を視聴しました。SNSでのやり取りが、仲間外れなどのいじめにつながった事例や個人情報流出に伴う付きまといなどの事例について考えました。その後、プレゼンテーションを用いたクイズで、身の回りで起こりうる事案を例に、法律的な視点からどのような責任をとらなければならないのかを考え、どうしたらよかったのかをグループごとに話し合いました。さらに、社会科の授業でインターネットの長所と短所に関する討論会を行い、日常生活にうまく生かしていく方法を検討しました。
 この一連の活動により、生徒からは、「相手が見えない怖さがわかった。」「個人情報は絶対に載せてはいけない。自分に責任が取れるのか不安だ。」などという感想が聞かれ、軽はずみな行動が自分だけではなく、周囲にも大きな影響を与えてしまうことに気付くことができました。