モラルBOX日記

【岡崎市立山中小学校】地域のお年寄りとの交流「敬老会」「ふれあい会食会」

公開日
2018/03/30
更新日
2018/03/30

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校は、地域のお年寄りとの交流の機会を数多く設け、高齢者に対する敬愛の心や、郷土愛を育むことができるような教育活動の実施に努めている。その中でも、9月に行われる「敬老会」と、11月に行われる「ふれあい会食会」が、特に大きな行事である。
 今年度の「敬老会」は、9月15日に行われた。事前に、お年寄りに向けて全校で手紙を書いた。内容は、頑張っていることなど自分についての紹介や、お年寄りにこれからも元気で見守ってほしいことなど、読後にお年寄りの気持ちが明るくなるようなことを考えて、それぞれの学年の発達段階に応じて取り組んだ。「敬老会」当日は、2年生が来てくださったお年寄りに直接手紙を渡したり、肩たたきをしたりしておもてなしをした。6年生は、お茶出しや案内役を務め、1・4・5年生や音楽部は、歌や合奏などを発表し、会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。3年生は、お土産にメッセージやイラストなどを手書きしたしおりを渡し、お年寄りに喜んでもらうことのよさを実感できるようにした。
 「ふれあい会食会」は、11月10日に行われた。3・4年生が主催し、地域のお年寄りと会話を楽しみながら、一緒に給食を食べることで親睦を深めた。「どんな食べ物が好きですか。」「子供の頃はどんな給食を食べていましたか。」など、給食を通してお年寄りのことを知ったり、一緒に郷土読本「ふるさとやまなか」を読みながら学区のことを話題にして話したりすることができた。食後は、学校にある昔遊びの道具を使って、お年寄りに教わりながら一緒に遊んで大いに盛り上がった。最後に、お年寄りにもなじみのある「ふじ山」「もみじ」の合唱を披露し、しみじみとした雰囲気で会を締めくくった。
 この「敬老会」や「ふれあい会食会」は、学校を中心に世代の離れた年齢層が交流をもつことができる、非常に有意義な機会である。心温まる素敵な時間を共有することができるこの活動を通して、子供たちは、学区のことや学区の人たちのことをより好きになり、ふるさとに対する愛着を深めることができる。さらに、そこから生活科や総合的な学習の時間のゲストティーチャーとして来ていただくなど交流の機会が広がり、体験的な学習を充実させていくきっかけとすることもできた。