モラルBOX日記

【豊田市立逢妻中学校】保護者と学ぶスマホ教室

公開日
2018/04/03
更新日
2018/04/03

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 様々な情報端末の普及とインターネットの整備により、子供たちを取り巻く環境は日々大きく変わっている。それに伴い、本校でもインターネットに関連したトラブルは増加の一途(いっと)をたどっている。子供たちの周りにはパソコンやスマホだけでなく、ゲーム機の中にも通信機能をもつものまで登場し、いつ被害にあってもおかしくないような状況になっていると考える。
 ところが、子供が被害に巻き込まれたいくつかの事例を検証してみると、保護者の口からこぼれるのが「まさか、うちの子が」という感想ばかりであるという現状もある。そこで本校では保護者を対象にした「保護者のための 体験!体感!スマホ教室〜危険を知って安全に使おう」というテーマで情報モラル教室を開催した。
 
 [ネットトラブルの実例として]
〇位置情報を記録した写真をアップした場合、撮影した場所から住んでいる所を特定されてしまう可能性がある。
〇ワンクリックしただけで高額請求画面が現れ、スマホから消えなくなってしまう。
〇アプリを使って、見ず知らずの人と何の疑問ももたずに親しくなってしまう。
など多くの事例を紹介しながらの講演内容に、保護者の方も熱心に聞き入っており、時折メモを取る姿も見られました。講演会終了後には講演者の方に直接お礼をする保護者の方もたくさん見えました。

 また、本校では豊田警察署の協力を得ながら生徒を対象に、サイバー犯罪・ネット犯罪の危険性についても講演会を開催した。動画などを見ながら、生徒が実際に考える場面が多く設定されていて、生徒の感想から、「メールなどを送るときの言葉選びなどを改めて気を付けたいと思った」などの感想があった。