【豊橋市立牛川小学校】1年生から情報モラルを考えよう
- 公開日
- 2018/04/13
- 更新日
- 2018/04/13
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、6年間を通して情報モラルを身につけるためのカリキュラムを作成している。そのカリキュラム作成の際、コンピュータやネットの世界にまだ慣れ親しんでいない1年生でも、情報モラルを身につけられるように、道徳の教材を活用して、個人情報の大切さについて考える授業を実践した。
授業の導入では、教材の挿絵をアニメーション化して視聴させることで、子供たちの興味関心を高める工夫をした。子供たちは、軽い気持ちで友達へのいたずら書きをしてしまった「かばきちくん」の気持ちと、書かれてしまった「とらおくん」の気持ちを重ね合わせることで、いたずら書きという情報が、自分の予想以上に広がる怖さに気づき、よく考えて行動していこうとする意識を高めることができた。
子供たちの振り返りには、「悪口はよくない」といった意見のみにとどまらず、「いろいろな友達に、悪口が伝わって怖い」といった情報モラルに対する感想をもつ子が多かった。
情報モラルの授業では、コンピュータを使った実践が多いが、この道徳の授業は情報モラルの導入になるのではないかと考えている。