【豊田市立寺部小学校】情報モラル 言葉に関する道徳の授業
- 公開日
- 2018/04/03
- 更新日
- 2018/04/03
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
2年生で行った情報モラルの授業を紹介します。
本校では、特別支援学級の指導で「なかよし郵便」という取組があります。なかよし学級が郵便局となり、全校児童が、友達や先生に書いた手紙を配達するという取組です。
その時に、2年生児童の書いた手紙に「イェーイ! ジャスティース!」という内容がありました。
テレビのお笑い芸人が使っている言葉で、この言葉自体に問題はありませんが、子供たちが意味も知らない言葉を、文字として発信していることに問題を感じました。やがてこれが、携帯のメールや、無料通信アプリでのやりとりにつながっていくことを心配し、道徳の授業で取り上げました。
2年生の子供たちは、言葉の意味は全く知りませんでした。ただ、テレビで見て知っているというだけでした。
この手紙について感想を発表し合うと、「いじめではないか」「もらったときにうれしくない」「手紙に書くことはいいことにした方がよい」というような意見が出されました。
この授業を通して、年齢が上がると、インターネットやメールなどを使うことが増えることは間違いなく、そのときに、意味の分からない言葉や、読んだ相手を不快にさせる言葉を使ってはいけないことを確認することができました。