モラルBOX日記

【豊田市立小原中学校】SNSの使い方について話し合う道徳教育

公開日
2018/05/28
更新日
2018/05/28

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校は、山間部にある中学校で、校外で友達と遊ぼうとしても友達の家が遠くてなかなか遊びに行けないことがあります。そのため、友達とはSNSでコミュニケーションをとったり、オンラインゲームで遊んだりすることが多くなっています。それに比例して、いじめにつながる書き込みなど、SNSによるトラブルの心配も増えています。
 そこで、本校2年生30人を対象に「SNSの使い方について話し合おう」という道徳の授業を行いました。小学校時代の親友がネットいじめにあっているという読み物資料から、自分が主人公の立場だったらどうするか話し合いました。「親友がいじめられているのを無視できない」「でも、自分がいじめの対象になるのが怖い」など、率直な意見が多く出されました。そして、「親友を助ける書き込みをいくらしても炎上するだけ。ネットでの問題はネットでは解決できない」「親や先生など、信頼できる大人に相談することが大切」という結論を導き出すことができました。そして、SNSを上手に活用するためにはどうしたらよいのか考えを深めました。
 相手の顔が見えなかったり、匿名であったりするSNSで、文字だけで気持ちを伝えることの難しさを知り、生徒はSNSにおいても相手を思いやる言葉遣いを大切にしていこうという思いを強めることができました。

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