【一宮市立葉栗北小学校】春の校外学習でのできごと
- 公開日
- 2018/05/28
- 更新日
- 2018/05/28
ちょっといい話
本校では、学年間、学級間の交流を深めるとともに、連帯感や思いやり、共生の心を育成することをねらいとして、ペア活動を行っています。1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生でペアを組み、上級生と下級生の交流の場となるよう様々な活動に取り組んでいます。
4月にある1年生を迎える会を終え、5月は春の校外学習を、ペア学年で実施しました。そこでは、毎年のようにいくつかのほのぼのとした行動が見られるのですが、今年度もそのような光景を見ることができました。
高学年の子が、低学年の子を思いやって歩くペースを合わせてあげたり、高学年の子が、車道側を歩いてあげたり、へとへとになっている低学年の子の荷物を持ってあげたりと、目的地に到着するまでに、たくさんのよいところを見つけることができました。
目的地に着いてからも、低学年の子の宿題になっている春見つけに一緒に取り組んでいる姿や、低学年の子が楽しめるような遊びを考えて交流する姿、また、低学年の子に誰とお弁当を食べたいかを尋ね、楽しそうに一緒に食べる姿が見られました。
「低学年児童に優しく接してあげていて、えらいね!」と声をかけると、「自分が低学年のころ、お兄さん・お姉さんにしてもらったから、自分もお兄さん・お姉さんのように頑張ってお返ししないと!」と笑顔で話していました。
今回の校外学習でも、子供たちの優しさや思いやりにたくさん触れることができました。
これからもペア読書やペア集会など様々な活動があります。ペア活動を通して、相手を思いやる心が更に広がり、学校中に笑顔があふれることを楽しみにしています。