【日進市立梨の木小学校】情報モラル「スマホによるすれ違い」を題材として「友情」について考えを深めた道徳の授業
- 公開日
- 2018/06/26
- 更新日
- 2018/06/26
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校児童のスマホ所持率は、高学年になるにつれて増加する傾向にある。多くの児童が、無料通話アプリを実際に利用している。そこで、無料通話アプリを利用する際に、友達関係のトラブルを未然に防止するための学習を行うことにした。
初めに、ある4人組のやり取りを提示した。資料は、仲のよい4人組が、無料通話アプリを利用してやり取りをしている。「Aさんの家がよかった」という意味で「Aさんの家よくなかった」と送ったが、他の児童に、「Aさんの家はよくなかった」と、とらえられてしまい仲間外れにされてしまったという内容である。
今回の授業を通して、「相手に分かりにくい表現で送ってはいけない」「送る前に文章を確認する」「相手の意図を聞かず、グループから外してはいけない」などの意見があった。そして、文字だけのコミュニケーションに頼らず、大切なことは直接会って話すことを大切にする気持ちが生まれたと思われる。本時の学びを忘れず、実生活でも無料通話アプリの使い方を振り返り、正しく利用してほしい。