モラルBOX日記

【安城市立安城西部小学校】なかよし集会活動からつながる絆(きずな)の輪

公開日
2018/07/02
更新日
2018/07/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、「なかよし集会」という異年齢集団活動を通して、人とかかわる力や表現力の育成を目的とした活動を行っています。
 各学年5名前後のメンバー30人ほどで一つのなかよし班を作り、全校18班に分かれ行う活動です。一つのなかよし班の中で、6年と1年、5年と3年、4年と2年でペアを組んで6年のリーダー、副リーダーを中心にすすめます。かかわり合うことで、所属感や満足感、達成感を味わい、その体験をリーダーシップやフォロワーシップの学びへとつなげていくことをねらいとしています。さらに、他学年と楽しく遊んだり活動したりする中で、他と協調したり、協力したりする態度の育成もねらいの一つにあげています。
 6年生の班編成は、どの班もうまく運営できるように、6年生児童が自分たちの個性を互いに尊重したり、支え合ったりできる班を考え、工夫して編成しています。リーダー、副リーダーも、立候補により決まります。そのため、手が足りないところにさっと補助にまわったり、声をかけ合って活動を行ったりと活動を重ねるたびに絆(きずな)を深めています。
 6月には、それぞれの班でやりたい遊びを考え、楽しむ時間をもちました。班員からは、「楽しかった」「またやりたい」という声はもちろんのこと、「おにごっこで、ペアの子と逃げる方向を相談しながら遊べたよ」など相手のことを考えて楽しむ姿が多く見られました。運営する6年生からは、「班の子がしっかり話を聞いてくれてうれしかった」「次も楽しく遊べる遊びを考えたい」など運営する楽しさや充実感が感じられる声が多く聞かれました。今後も、「なかよし集会活動」では、共にかかわり合って活動する体験を通して、互いのことを知ったり、助け合ったりしながら絆(きずな)を深めていけるようにしていきたいです。