【豊田市立冷田小学校】ICT支援員を招いての情報モラル授業
- 公開日
- 2018/07/25
- 更新日
- 2018/07/25
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
5月9日に、豊田市教育センターのICT支援員に来校していただき、本年度1回目の情報教育を行った。今回は、1、3、4、6年の4学級で実施した。
6年生では、ビデオ教材を使用して学習した。ビデオ教材の内容はSNSなどへの安易な書き込みによって、思わぬリスクを背負うことになるというものであった。本校の6年生には、自分のスマートフォンを所持している児童はいないものの、親のスマートフォンでゲームをしていたり、家のパソコンでインターネットを使用したりすることは、ふだん頻繁にある。掲示板などへの書き込みの経験はないが、そこを閲覧することはよくあり、親のスマートフォンでの無料通信アプリのやり取りをしている児童もいた。
授業後の感想では、「おもしろそうというだけで、個人情報をSNS上に流してしまうことがどれだけ危険なことであるかがよくわかった」「情報を発信することがどのような結果をもたらすのかをしっかりと考えないといけない」などの意見が見られた。
また、1年生では、はじめにパソコンのお絵かきソフトを使用してそれぞれが作品を作った。パソコンを初めて手にする児童もいて、「作品」と言っても簡単なものである。そこで、「この作品は自分で作った自分のものです」「同じように、友だちの作品は友達のもの。だからこれに落書きなんかをしてはいけないよ」というように、他人が作ったものは自分のものと同じく大切なものであり、勝手に書き加えたり、書き換えたりすることはしてはいけないという基本的な事柄を学んだ。
本校では、毎年このような形でICT支援員に指導していただく機会を、1、2年生は年に2回、3年生以上は年に4回計画し、実施している。