【豊田市立小渡小学校】 パスワードについて考えよう
- 公開日
- 2018/07/25
- 更新日
- 2018/07/25
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
事前アンケートの結果から、子供たちは、ネットワークをつないだゲーム機、スマートフォン、コンピュータなどにふれる機会が多いことが分かった。その際、保護者所有の機器を使う場合は、パスワードを意識して使用する場合もあるが、特に子供たち所有のゲーム機を使う場合は、パスワードを意識している子供は少ないことがわかった。
そこで、情報モラル教材の「パスワードについて考えよう」の教材を使って、よいパスワードの設定の仕方を学習した。
まず、「パスワードをかける理由」について子供たちに尋ねると、
・情報が洩れる。(個人情報が見られる) ・狙われる。
・変なメールや手紙がくる。・乗っ取られる。
・データがいじられ、変えられる。(消される)
などと答えた。
次に、携帯電話を落とした場合の動画を視聴し、「携帯談話を落とすと、どうなるか」と子供たちに尋ねると
・知らない人に携帯電話の中身を見られる。・個人情報を見られる。
などと答えた。
その後、友達のパスワードを見て、そのパスワードを使って無断でゲームやメールを送る動画を視聴し、「パスワードを見た人(ゆうさく)、見られた人(けんた)の問題点は何ですか。またそれぞれどうすればよかったですか」と子供たちに尋ねると
(ゆうさく) ・ゲームのアイテムを勝手に使った。
・けんたくんになりすまし、勝手にメールを送った。
↓
・けんたくんのハスワードを使わない。
・人のパスワードを見ない。
(けんた) ・パスワードを言ったり、見られるようにした。
↓
・パスワードを言ったり、見せたりしない。
などと答えた。
最後に、よいパスワードの設定の仕方を動画で視聴した。その後の感想には、
・推測されにくいパスワードを設定する。
・パスワードを他人に知られないようにする。
・パスワードは使い回さない。
などが見られ、子供もたちのパスワードに対する意識の高まりを確認することができた。