【春日井市立春日井小学校】異学年同士のつながりを強める「縦割り班活動」で思いやりの心を育てる
- 公開日
- 2018/08/27
- 更新日
- 2018/08/27
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、昨年度より全校児童を小グループに分けた「縦割り班活動」を行っています。どのグループにも1〜6年生が、必ず入るようにしています。昨年度は、1グループ16名程度でしたが、本年度は、その半分の8名程度にして、より多くの6年生がグループのリーダーになれるようにしました。
「縦割り班活動」は、「互いに思いやり、協力する異学年どうしのつながりを強めること」が全校共通のねらいですが、各学年のねらいとして、6年生は「最高学年としてのリーダー性を身に付け、下級生の手本となる行動をすること」、5年生は「次期リーダーとしての自覚をもつこと」があげられています。
1学期の活動として、まず5月に「なかよし集会」を行い、班員の顔合わせ、自己紹介と簡単なゲームを行いました。グループの仲間との初顔合わせで緊張している子もいましたが、6年生のリーダーシップで楽しく活動を進めることができました。そして、6月には、児童会最大のイベントである「春小まつり」を縦割り班のグループで協力して行うことができました。ある6年生は、「みんなで協力すれば、どんなピンチも乗り越えられることを学び、みんなをまとめられるようになりました」と振り返っていました。
2学期以降には、「こども企画遊び」が計6回予定されており、そこで更に思いやり・協力の気持ちが育まれることと思います。
昨年度からスタートした「縦割り班活動」では、昨年度の6年生の活動をずっと目の前で見てきた現在の6年生が、リーダーとしての役割を引き継ぐ「伝統」が、今、形成されつつあり、そのリーダーシップのもと、全校児童が互いに思いやり、異学年同士のつながりを強めています。