【常滑市立大野小学校】大野小伝統「燃えよ!大野ソーラン」
- 公開日
- 2018/09/27
- 更新日
- 2018/09/27
ちょっといい話
「どっこいしょ どっこいしょ!」「ソーラン ソーラン!」
運動会を間近に控え、「燃えよ!大野ソーラン」のかけ声にも気合が入ります。
運動会での5・6年生「燃えよ!大野ソーラン」は、大野小学校伝統の演舞種目です。毎年、9月に入るとすぐに、未経験の5年生の前で6年生が披露します。5年生はその迫力に圧倒され、張り切ってすぐに練習し始める児童もいれば、マスターできるだろうかという不安をもち、なかなか練習に踏み切れない児童も少なからずいます。けれども、そこが「よさこいソーラン」の魅力でしょうか。いつの間にか、友達の元気なかけ声と励ましに後押しされて、放課も返上して練習する姿があちらこちらで見られるようになります。
そんな9月のある日、本校の卒業生で大学生ボランティアとして時々来校する青年が、「ソーラン!」のかけ声を耳にして「今もソーランやってるんですね!懐かしいなあ」とつぶやきました。聞いてみると、彼らが高学年のときに、初めて演舞種目として披露したようです。当時の先生方と振り付けの一つ一つを研究し、最後の決めポーズを考え、運動会で拍手喝采を浴びたそうです。「小学校生活最高の思い出です」と語る彼の顔はとても誇らしげでした。
平成最後の今年の運動会でも、最高の思い出に浸る子供たちの姿が見られることと思います。そして、それは、あこがれのまなざしで見る低学年の子供たちに確実に引き継がれていきます。