モラルBOX日記

【愛西市立佐屋西小学校】スマートフォンを持った方がいい? 持たない方がいい?

公開日
2018/10/25
更新日
2018/10/25

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 10月4日(木)に、4年生が、スマートフォンの使い方について話し合いました。
 はじめに、「スマートフォンを持った方がよいか、持たない方がよいか」を、磁石シートを使って考えを黒板に貼りました。多くの児童が、「持った方がよい」と自分の考えを示す中、「持たない方がよい」と示す児童や、「どちらともいえない」と考えを示す児童もいました。
 理由を伝え合う場面では、「小さくて便利」「ゲームができる」「調べることができる」「メールができる」などの肯定的な理由や、「目が悪くなる」「夢中になりすぎる」「知らない人が登録してくる」「無料通信アプリでのいじめがこわい」などの否定的な理由も聞かれました。
 次に、「なつみさんの一日」という話を、みんなで読みました。なつみさんはどうしたらよいかをグループで話し合いました。その後、学級全体でも意見を交換しました。各グループからは、「時間を決めてやる」「1日に見る時間を減らす」「ご飯を食べながらは使わない」「使いすぎない」などの考えが出されました。
 最後に、教師が風刺画を提示しました。その風刺画には、男の人が犬や猫を散歩に連れている様子が描かれていました。教師はその風刺画の一部分をかくして児童に提示し、「このかくれている部分には何が描かれているのでしょう」と児童に問いかけました。児童は、興味津々でいろいろな意見を出しました。かくれていた部分には、男の人より少し大きめに描かれたスマートフォンが、その男の人を散歩に連れている様子が描かれていました。「人間がスマートフォンに操られないようにしたいね」という教師の言葉でしめくくられました。それぞれの児童の心に「気をつけたいな」という思いが生まれました。