モラルBOX日記

【北名古屋市立師勝南小学校】引き継がれる思いやり

公開日
2018/10/25
更新日
2018/10/25

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 師勝南小学校では、毎週木曜日の始業前の15分間を「わくわくタイム」と銘打って、様々な活動を行っています。全校児童を縦割りで21のグループに編成して、5・6年生が中心となって活動の内容を工夫し実行に移しています。
 その活動の一つ、「遊び集会」ではリーダー、副リーダーを中心に、運動場での外遊びと雨天時の室内遊びの両方を考えます。高学年から低学年まで誰もが楽しめるように、遊びの内容を計画します。
 また、除草活動やボランティア清掃活動では、高学年の児童が、低学年の児童に清掃道具の使い方や除草のコツなどを教えるところから始めます。3月の活動では、卒業する6年生に対して1〜5年生がお礼の会を開催します。
 こういった活動の過程で、高学年の児童には下級生への思いやりの気持ちが生まれると同時に、リーダーシップが育まれます。また低学年の児童には上級生に対する尊敬の念とルールを守って活動を楽しむという気持ちが育ってきます。そして年度の最後には、計画の立て方や活動の内容について一年間を振り返り、次の年の活動に繋げていきます。
 遊び集会に限らず、ボランティア清掃活動などが終わって戻ってくる児童の顔に充実感があふれているのを見るにつれ、今後もこの活動を続けていきたいと思います。