【西尾市立福地南部小学校】 親子で情報モラル
- 公開日
- 2018/11/09
- 更新日
- 2018/11/09
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、道徳授業公開日に、情報モラルの授業を5年生で実施しました。
教材は、「私たちの道徳 高学年版」に掲載された「思いを伝えたはずなのに」です。サッカーの試合の後、仲のよい友達にメールを送ったところ、メールの文面が配慮に欠けていたため、二人の仲が悪くなってしまうという話です。本校の高学年の児童はスマートフォンの所有率も高く、ゲームのチャットなども合わせるとかなりの子供たちが、知り合いや不特定の人と文面のやり取りをしている状態です。そんな実情にあった教材でもあります。
授業では、まずメールの文面の何が悪かったのかを確かめた後、メールを打つときに気をつけることを話し合いました。子供たちの中から、文に気をつけるだけでなく、「感情が伝わりにくいときには、絵文字などを入れる」「大切なことは直接顔を合わせて言う」など、コミュニケーションの取り方の工夫についての意見も出てきました。そこで、保護者にメールを打つときに気をつけていることを発言してもらうと、「よく見直してあいまいな言葉を使わない」「題に言いたいことをきちんと盛り込む」等の実践的な工夫を教えていただきました。こうした工夫には大きくうなずく子も多くみられました。
最後に、実践的な練習として、親子で教材の文面を、主人公の思いが伝わるように書き換える作業をしました。
授業の感想として、「相手にメールを送るときには、言葉づかいや、相手が落ちこまないように工夫する、なるべく自分から相手に直接言えるとよい」等の考えが多く見られました。