モラルBOX日記

【大府市立石ヶ瀬小学校】情報モラルへの取組

公開日
2018/12/21
更新日
2018/12/21

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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 個人でインターネットにつながる情報端末を所有している児童が、毎年増えてきています。本校では、携帯ゲーム機を含めると、6年生では、90%以上の児童が専用の端末を所有しており、動画サイトなどを閲覧している現状が見られます。また、低年齢層をターゲットにした動画投稿サイトに投稿をしたことのある児童も増えてきており、これまで想定してきた情報モラル教育の在り方について考え直す必要があると考えています。
 そこで、本年度は、携帯電話会社に講師を依頼し、4〜6年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。その中で、動画投稿サイトや、無料通信アプリに関わる個人情報流出の恐ろしさや、課金サービスに対しての理解、トラブルが発生したときの対処方法など、実例を挙げて教えていただきました。
 授業での取組としては、3〜6年生では、各学期に1回、1、2年生では、2・3学期に1回ずつ情報モラルについての授業を行っています。その中では、発達段階に合わせて、情報倫理や安全への配慮を中心に担任より指導を行っています。
 5年生では、「ネットゲームに夢中になると」というテーマで、実践を行いました。時間やルールを決めても守れていない自分の生活を振り返り、夢中になりすぎていたことに気付いた姿が見られました。
 大府市では、ICT機器の導入が積極的に行われ、授業の中でタブレット端末を使用する機会や動画サイトを活用する場面も非常に多くなっています。私たちの生活と切り離すことができない情報端末を子供たちが、便利で安全な道具として使用していけるよう今後も取り組んでいきたいと思います。